盲ろう者のみなさんは、どのように日常生活を送っているのでしょうか?
通訳・介助者派遣を利用している盲ろう者が実際にどのような生活を送っているのか、お二人の方をご紹介します。
Aさんの一日(全盲ろう:男性)
盲ろう者友の会で役員を勤めているAさん。友の会の会議の際は、限られた通訳・介助者の派遣時間を有効に活用するために、通院や買い物などの用件も一緒に済ませることにしています。
[通院]
『通訳・介助者の移動介助を受け、病院に向かいます。医師の診断は通訳・介助者から触手話で伝えてもらいます』
[買い物]
『品物の情報についての通訳を受けることで、本当に必要なものを自分の判断で選ぶ事ができます』
[メール・インターネットチェック]
『自宅でも家族の手をわずらわせること無く、パソコン訓練で習得した技術を駆使して、電子メールを友人たちとやり取りします』