盲ろう者と
通訳・介助者のための
新型コロナウイルス
感染予防ガイドライン

2023年12月4日改訂

2023年5月8日より、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行し、感染対策については個人の選択が尊重されるようになりました。
ただし、状況に応じた感染対策は引き続き推奨されており、「密接」や「接触」を避けることが難しい盲ろう者支援の場についても、感染対策の意識を持ち続ける必要があります。
みなさまの感染リスクを少しでも軽減できるよう、引き続き、感染対策にご理解・ご協力のほど、お願いします。

基本原則

手洗い・手指消毒
「2密」の回避
マスクの着用

盲ろう者は触れることで得ることのできる情報が多くあります。

触ることを制限するのではなく、こまめな手洗いや手指消毒等を心がけ、2密(密集、密閉した空間)をなるべく避けて行動しましょう。
また、以下「マスク着用が必要なケース」に該当する場合は、マスクの着用もお願いします。

*マスク着用が必要なケース

    1. 1)音声通訳を受ける方、ご自身で発話する方
    1. 2)咳やくしゃみなどの症状がある方
    1. 3)上記 1)2)に該当する方の支援にあたる方
場面
    1. 1)医療機関や高齢者施設への訪問時
    1. 2)交流会・サークル・学習会等への参加時
    1. 3)混雑した電車やバスへの乗車時
    1. 4)新型コロナウイルス感染症流行時

*コミュニケーション別マスク着用推奨度

表の見方:盲ろう者の受発信方法が交わるところを参照します。
例1 受信方法が「指点字」、発信方法が「音声」の場合・・・・・・・・・◯着用の推奨
※双方が距離が近い(手が触れる距離)ため、マスク着用を推奨します。

例2 受信方法が「触手話」、発信方法が「手話」の場合・・・・・・・・・△双方の判断
※盲ろう者と通訳・介助者双方で相談の上、マスク着用についてご判断ください。

受信方法
発信方法
音声指点字触手話弱視手話筆記
音声
手話

○・・・着用の推奨  △・・・双方の判断*1
※コミュニケーション方法問わず、熱中症のリスクが高い場面でのマスク着用については、双方の判断とします。

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【NEW】第3版(2023年12月4日改訂)

第2版(2023年3月28日改訂)

第1版(2020年6月26日作成)