盲ろう者と
通訳・介助者のための新型コロナウイルス
感染予防ガイドライン
2023年3月28日
2023年3月13日より、マスク着用については個人の判断が基本となりました。一方で、重症化リスクの高い高齢者等については、引き続きマスク着用が推奨されています。また、盲ろう者 の場合、 「密接」や「接触」を 避けることが難しいため、感染リスクは高いと言えます。
以上のことから、東京盲ろう者友の会では、マスク着用について一部緩和しつつ、引き続き基本的な感染対策は行っていただきたく、本ガイドラインを改訂いたしました。
みなさまの感染リスクを少しでも軽減できるよう、ご理解・ご協力のほど、お願いします。
基本原則



盲ろう者は触れることで得ることのできる情報が多くあります。
触ることを制限するのではなく、こまめな手洗いや手指消毒等を心がけ、2密(密集、密閉した空間)をなるべく避けて行動しましょう。
また、以下「マスク着用が必要なケース」に該当する場合は、マスクの着用もお願いします。
*マスク着用が必要なケース
人 |
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場面 |
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*コミュニケーション別マスク着用推奨度
表の見方:盲ろう者の受発信方法が交わるところを参照します。
例1 受信方法が「指点字」、発信方法が「音声」の場合・・・・・・・・・◎要着用
※音声で話す場合、感染リスクが高いため、マスク着用をお願いします。
例2 受信方法が「触手話」、発信方法が「手話」の場合・・・・・・・・・◯着用の推奨
※双方が距離が近い(手が触れる距離)ため、マスク着用を推奨します。
受信方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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発信方法 |
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◎・・・要着用 ○・・・着用の推奨 △・・・双方の判断*1
*1 双方の判断・・・盲ろう者と通訳・介助者双方で相談の上、マスク着用についてご相談ください。